宮島将朗さんとの定例トークライブ。
今回は、「ゲバゲバ90分」「カリキュラマシーン」を演出した
斎藤太朗(ギニョ)さんにお越しいただきました。
この二つの伝説のコメディ番組の制作秘話に開場全員が興味津々。

視聴率のことなんかまったく考えなかったというギニョさん。
とにかくオモシロイことを追求した日々だったとか。
子どもに国語と算数の基本を教える番組でもあった
「カリキュラ」は、びっくりするほどの緻密な計算と膨大な準備作業に基づいて
作られたとか。

夜ばいはあるは、根性焼きはあるは、
とにかくタブーをものともしないアナーキーな内容は、
しかし、子どもたちが純粋に面白がるものを突き詰めた結果だったという話には、
じわっといい感動が場内に広がりました。
視聴率は無視しても視聴者のことはとことん大切に考えるところから、
伝説の番組は生まれたのでした。

30数年前、とにかく寝ないで番組づくりに没頭されたお二人。

いまでも趣味の音楽を通じて、よく会われているとか、こういう関係っていいですね。
終演後の親睦飲みも賑わいました。
さて、こんなゲバゲバやカリキュラの遺伝子をどう残して、
どのようなコメディを作るのか?
次回からの宮島さんのカリキュラ・ライブは、
実際にスロコメからコメディを生みだそうとテーマに楽しく盛り上げたいと思っております。
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- 2009/02/25(水) 23:15:05|
- イベント結果♪
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| コメント:8
すっかり忘れていましたが、上記のURLの動画サイトでLaugh-Inの番組を
ノーカットフルで見ることが出来ますよ。
- 2009/02/28(土) 17:11:39 |
- URL |
- じんのすけ #-
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2月25日のトークショーとても楽しく聞かせていただきました。
特にギニョさんからは直にセサミストリートとの出会いと驚き、そのために行った勉強の様子等についてとても丁寧に説明していただき、参加できたことをとても幸運に思っています。
また噂にはうかがっていたスタッフの皆さんの仕事の鬼ぶりにも頭が下がる思いです。
曰く、「エレベータで仮眠を取っていたら、幻覚を見た」「酒なんか飲みに行く暇がないから、朝牛乳にウイスキーを注いで飲んだ(そのままカリキュラのギャグにでも使えそう)」「残業が200時間を超え、給料よりも残業代のほうが高かった」(考えてみれば、お膳立てのテキスト作りをはじめ、出演・演出、ナレーションと大車輪の活躍ぶり、寝る暇もありませんわな)
いやな上司にキーキー言われ残業を強いられることがあっても、幼いころ大好きだったあの番組のスタッフたちのことを考えれば乗り越えられます。
ぼくらは大人になってもカリキュラ・チルドレンです。
次回からはカリキュラ的コメディ作り実践篇のようですな。これからのトークショーにも期待しております。これからもずっと続けていってください。
楽しいイベントありがとうございました。
※パイソン同様ゲバゲバ放送開始から10月で丸40年、4月にVAPから「ゲバゲバ90分傑作選DVD-BOX」が出るようですな。さっそくアマゾンで予約しました。あれから5年も経つし姉妹編でカリキュラDVD-BOX第二段出してよ、VAPさんお願いよ!
- 2009/03/01(日) 00:06:49 |
- URL |
- ヨーゼフ・K #-
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>じんのすけさん
ありがとうございます!
オモシロイこと是非しましょう!
>ヨーゼフ・Kさん
お忙しいなか、お越しいただき、ありがとうございました!
いろいろ盛り上げていきたいですね!
- 2009/03/04(水) 12:31:23 |
- URL |
- 須田 #-
- [ 編集 ]
須田さんお世話になっております。
早速ですがこの時のライブ映像をYoutubeにUPしました。
http://www.youtube.com/watch?v=Tj0QvfYNjwQ&feature=channel_page
全9回の映像です。中身もかなり濃いと思います。
- 2009/03/29(日) 23:39:56 |
- URL |
- じんのすけ #-
- [ 編集 ]
3月25日のカリキュラトークショー、私もこの日行きたかったのですが、家の都合で行けませんでした。残念。
こちらのご様子参加した知人から少しうかがいました。スロコメHPの方からはレポートは出ないのでしょうか?
「5の家出」「水平線から9+3」(DVDにあった「長い音の手紙」の回ですか?)なんかが浦沢さんが書かれた回だったようですね。「長い音の手紙」はそれほど面白いものでもない(失礼)と僕は思っていたのですが、細君に見せたところ1歳の誕生日で赤ん坊がろーそくを消すギャグ等に受けていました。
「すべてカリキュラが原点」「本当に楽しいと思えた仕事はカリキュラだけ」という発言を読むと、かつてのファンとしてはうれしい限りです。(そういえばライターだった喰始さんも似たような発言をされていたみたいですね)
ゲバゲバDVD発売の宣伝をかねて特番も放送されるみたいですね。楽しみではありますが、若いコメンテーターが取ってつけたようなこというようなおせいじをいう番組になるのかな。
日テレだけでなくNHKBS等でゲバゲバをリスペクトしたような番組を見ていると、その当時楽しんでいた世代は懐かしがっているのがわかるのですが、明らかに若い世代がついてきていないのが見受けられます。(去年なくなられた赤塚不二夫さんの漫画でさえそんな反応です、その際紹介された素材もあったとは思われますが)まあ40年も経つ作品なのでわからなくもないのですが。
須田さんがご専門のモンティパイソンも今年放送40周年となるようですが、現地英国では何か面白いムーヴメントは用意されているのでしょうか?またこれらの作品に若い世代はどんな反応を見せていますか?数年前の「スパマロット」、メル・ブルックの「プロディーサーズ」「ヤング・フランケンシュタイン」のミュージカル化を見ていると日本のゲバゲバとは違うのかなとも思わされます。
次のカリキュラトークショーは連休中(4月29日)あたりでしょうか?連絡よろしくお願いいたします。
トークショーをこれからもずっと続けていってください。ますますカリキュラファンが増え、カリキュラがもっと見られる環境になることをファンの一人として願っております。
- 2009/04/05(日) 10:10:53 |
- URL |
- ヨーゼフ・K #-
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両者とも「ラーフイン」の影響の下で製作されたということ。 10年以上前にニフティのモンティパイソン会議室では、巨泉前武ゲバゲバ90分は、モンティパイソンの影響を受けて作られたという説が流布していた。ところがその後、某氏(誰だか思い出せない。すみません。)の
- 2009/03/07(土) 12:37:04 |
- 路傍亭@はてな